アシガール漫画3話/1巻ネタバレ！全巻無料で読む方法・公式アプリ活用法も解説

唯は目の前に突然、超絶イケメンが現れたことに動揺し、顔は真っ赤で目はハート。

唯は一目惚れしてしまったのです。

すると男に「顔が赤いがその毒キノコを食べたのか」と聞かれ、唯は地面に生えてたキノコを食べようとしていた場面を見られたことに気付きます。

唯としては、そんな恥ずかしいことを認めるわけにはいかないので「冗談ですよー。私がこんなキノコを食べるわけないでしょ」とキノコをグリグリ踏んで誤魔化します。

しかし、思いのほかヌルヌルしていたのか、滑ってお尻から派手に転倒。

好きな人に最悪の場面を見られて、唯の顔はまたまた真っ赤に。

案の定、男には笑われますが、笑った顔も好き！と、唯はポジティブに捉えます。

そんな唯を見て男は、お前はどこから来たのか？と、唯に尋ねます。

さすがに未来から来たとは言えないので、この山の向こうから来た、と唯は答えます。

すると、山の向こうというと小垣城から「お前は一人か？」と、続けざまに質問を投げ掛けられてしまいます。

唯はとりあえず、木村という者と一緒に来たことを告げますがその途端、男が唯の腕を掴み『木村とは木村政秀のことか！？　では政秀は生きておるのか？』と、唯の目を見つめながら聞いてきたのです。

イケメンに腕を掴まれて目まで見つめられた唯は、大興奮。

木村のことを答えながら、徐々に男に身体を密着させていきます。

しかし、木村のことを聞き終えた男は、唯から体をスルッと離して留めてあった馬に股がり、走り出してしまいます。

待ってください、と叫ぶ唯を置いて走る男。

唯も懸命に追いかけますが、空腹とスリッパのせいで、思ったように走れません。

もうダメだ、と唯は諦めかけますが、なんと、男が唯を持ち上げつかまっていろ、と言って馬に乗せてくれたのです。

白馬に乗ったイケメンの後ろに乗せてもらう、という漫画のような展開に大興奮の唯。

ですが、乗ったときの態勢が悪く、馬のお尻にしがみつくことしかできませんでした。

馬を走らせていると、先ほどまで唯が行動を共にしていた足軽の一向に遭遇します。

すると、先頭にいた足軽（木村）が男を見て、若君！と一言。

そう、この男はこの足軽たちの主だったのです。

木村はすぐに、若君に戦の結果を説明し、自分だけ生きて帰ってきたことを詫び、切腹するつもりであることを告げます。

しかし、そんな木村を若君は『たわけめ』と一喝し、「せっかく拾った命なのだから、その命は次の戦で懸けろ。お前には次の戦で先陣を切ってもらうつもりだ」とフォロー。

さらには、皆もよく生きて帰ってきた、と他の足軽たちを気遣う心も見せカッコ良さと優しさを兼ね備えた若君に、唯はますます惚れ直します。

そして、唯は木村に若君の名前を尋ねます。

主君の名前も知らないのか、と呆れながらも『あのお方は羽木九八郞忠清様じゃ』と答える木村。

長すぎて漢字も分かりませんが、とにかくカッコいいと思った唯はもう一度若君に会うために、足軽たちと共に城に向かうことを決めたのです。

城に到着すると、城の周りには足軽たちの家族が帰りを待っていました。

家族はそれぞれ、○○はいますか？と、聞いていきます。

その中に孫兵衛の名を呼ぶ女性がおり、それに気付いた木村が唯を呼んで女性と対面させます。

しかし、唯は当然孫兵衛の息子でもなんでもないので、唯の顔を見た女性は訝しげな顔をします。

立ちすくんだまま言葉も出ない唯。

まさに、絶体絶命のピンチに陥ってしまいました。