2019年4月に北海道知事に初当選した鈴木直道さん。
知事に就任した当時は、都道府県知事47名の中では最年少だったそうです。
そんな鈴木知事ですが、北海道の出身ではありません。
今日ここでは、鈴木直道北海道知事の生い立ちや家族にまつわる
- 出身は埼玉県
- 【学歴】高校や大学は
- 母親の離婚で母子家庭
- 母親の再婚相手は元埼玉県議会議員
について詳しく紹介します。
また鈴木直道さんの学歴や経歴、政治家としての実績や評判についてまとめました。
Contents
鈴木直道の生い立ち|母親が離婚し母子家庭に
まずは鈴木直道さんのプロフィールをご覧ください。
- 名前:鈴木直道(すずき・なおみち)
- 生年月日:1981年3月14日
- 出生地:埼玉県春日部市
- 身長:174cm
- 最終学歴:法政大学法学部卒
2019年4月に最年少で北海道知事に就任した鈴木直道さん。
鈴木直道さんは埼玉県生まれの埼玉県育ちです。
こちらの画像は、幼少期の鈴木直道さん。

お姉さんの隣で負けん気の強そうな少年が写っていますね。
- 1993年:埼玉県内小学校卒業
- 1996年:埼玉県内中学校卒業
小学校、中学校の詳細情報はありませんが、高校まで埼玉県三郷市で育っており地元の公立校出身といわれています。
鈴木直道の母親が離婚・母子家庭になる
鈴木直道さんの出身高校は『埼玉県立三郷高等学校』です。

1999年:埼玉県立三郷高等学校 卒業
1999年:東京都入庁(職員)
鈴木直道さんが高校生2年生のときに両親が離婚しており、母子家庭となりました。
当時短大に通っていた姉は退学して働くようになり、鈴木直道さんも高校に通いながらアルバイトに明け暮れたといいます。

アルバイトはスーパーの品出し、引越センターや酒の卸売りセンターの作業、土木関連の肉体労働など。
高校の夏休みには家屋の基礎工事で、朝の4時から夕方18時ころまでコンクリートを流し込む作業などをしていたそうです。
当時の様子を鈴木直道さんは次のように回想しています。
大学を卒業して就職することが当たり前だと思っていましたが、親がいることや大学に行くことは決して当たり前のことではないと気づいた。
姉が大学をやめて働き始めたので、私も高校を中退して働こうとしたら、周りの人から「高校は出なさい」と言われました。
今思えば奨学金制度などもあったでしょうが、当時はその日その日を乗り越えていくのに精いっぱいで、そんな考えに及ぶ余裕もありませんでした。
そのため高校生でありながら「普通の高校生活に憧れた」と語っています。
鈴木直道さんは複数のアルバイトを掛け持ちしながら、一方で高校では生徒会長も務めていたそうです。
鈴木直道の出身大学は『法政大学』(夜間部)
鈴木直道さんは高校卒業後は、いったん進学の道を諦め、東京都の採用試験を受け、職員となりました。
しかし、大学生活への憧れを捨てきれなかったそうです。
たまたま手に取った本で、高卒で就職するなら公務員がいいと思い、国家公務員よりも給与の高い東京都庁に就職しました。
それでも大学生活への憧れは捨てきれず、職場の人に相談したところ、職場からお金を借りられることを知りました。
当時の課長も夜学を出ており、いろいろ教えてくれたんです。
1年目から行くのではなく、貯金をして2年目から行きなさいというアドバイスをいただきました。
鈴木直道さんは、入庁の翌年には仕事をしながら、自力で『法政大学法律学部法律学科二部』に入学しました。
- 1999年:東京都入庁(職員)
- 2000年:法政大学入学
- 2004年:法政大学卒業
大学時代には、昼間は都庁で仕事をし、夜18:30〜21:30に大学講義を受け、大学の講義後、夜23時までボクシングに打ち込んだといいます。
法政大学ではもう同じ生活は二度とできないくらい頑張りました。
留年などもってのほかで、働きながら4年間で卒業するとなると、1日2コマ履修して単位は1つも落とせない。
体育会ボクシング部にも入り、肉体的にも精神的にも大変でしたが、その日その日を一所懸命過ごしました。
あの時の大変さを乗り越えたという自信が自分の原点になっています。
大学時代のボクシング部では、なんと主将にも抜擢されています。
鈴木直道は大学時代にボクシング部で主将に抜擢

鈴木直道さんがボクシング部に入ったのは、単位目当てだったんだそうです。
しかし『単位を落とせない』と真面目に取り組んでいたところ、主将に抜擢されました。
実は、私は怠け者ですぐにさぼる人間なんです。
自分を逆境に置かないと駄目になるとわかっているので、都庁に入ってからも敢えて厳しい仕事に自分を追い込んでいました。
ボクシング部に入ったきっかけも、出席すれば体育の単位がもらえるという軽い気持ちからで、もちろんボクシングは未経験です。
しかし、入ってみたら練習場がオリンピック強化施設で驚きました。
入部当初は、仕事で昼間の練習には出られない分、授業が終わって毎晩9時から11時までひたすら掃除や洗濯担当。
残ったわずかな時間で練習に励みました。単位を落としたくない一心で毎日のように通っていたら、出席率が一番高いということで主将に推薦されました。
東京都代表として国体や全日本に出る目標を掲げて頑張りましたが、決勝で敗退。挫折も含め、とてもいい経験になりました。
鈴木直道さんは、土日も休み無くボクシングの猛練習に励み、国体の東京予選では準優勝の成績を収めました。
大学時代に現在の伴侶(妻)と知り合い、2011年に結婚しています。


鈴木直道の家族|母親が再婚・父親は政治家?
鈴木直道の母親は再婚していた
母親は、鈴木直道さんが高校2年生のときに離婚するも、鈴木さんが22歳のときに再婚しています。
つまり離婚した5〜6年後には再婚しているということですね。
連れ子という家庭事情がありながらも、再婚相手を見つけているので、お母さまはよほど美人なのでは?と想像します。
そして、その再婚相手は元埼玉県議会議員の経歴を持つ”政治家”であることが分かっています。
鈴木直道の父親(義父)は元埼玉県議会議員

母親の再婚相手で鈴木直道さんの義父にあたる男性は、元埼玉県議会議員の長嶺正之さんという方です。
母親は16年前(鈴木氏が22歳時ごろ)に、元埼玉県議の長嶺正之氏(名刺には「有限会社 長嶺経済企画」)と再婚している。
だた、会社の名刺に書かれていた『長嶺正之』という名前はビジネスネームかもしれません。
調べてみても、『長嶺正之』という名前の埼玉県議会議員はいらっしゃいませんでした。
代わりに『長峯正之』さんという名前の埼玉県議会議員の方が存在します。
同じ『ながみね まさゆき』という読み方だと思いますが、みね『峯、峰』という漢字が異なる両者。
ちなみに、選挙の届出について調べたところ、次の事実がわかりました。
一般に候補者が立候補の届出をするときは『戸籍上の氏名』を使いますが、一定の手続きを経れば『通称』を使うことも認められています。
さらに本名の漢字を、別の字体(具体例 廣→広、眞→真、萬→万など)に更正して記載することも可能です。
どうやら、峯→峰という更生も可能なようですね。
長峯正之さんが鈴木直道さんの父親であるという確証はありませんが、ご参考までにご紹介しておきます。
次の写真は、2000年出馬時の元埼玉県議会議員『長峯正之』さんです。

- 長峰正之(ながみね・まさゆき)
- 2000年衆院選埼玉14区・比例代表重複立候補
- 民主党、党支部長(埼玉県議、市議、会社員)三郷市
- 駒沢大学出身
埼玉県三郷市は、鈴木直道さんの生まれ育った地元にあたります。
地元が同じ政治家ですし、何らかの接点があるかもしれません。
鈴木直道と鈴木宗男の関係は?

鈴木直道北海道知事を検索すると、「鈴木宗男、関係、親子」といったワードが浮上します。
どうやらお二人の間には、「親子ではないか?」「親戚関係ではないか?」という噂が飛び交っているようです。
調べたところ、鈴木宗男さんには2人の息子さんがいるのですが、息子の内の1人が鈴木直道さんという事実はありません。
また、お二人が親戚といった情報もないようです。
つまり、お二人の関係は全くの他人。
ではなぜ、親子や親戚説が囁かれたのでしょうか。
どうやらその背景には次の3つの理由が関係しているとか。
- 鈴木という同じ苗字
- 北海道で政治家をやっている
- 顔や雰囲気が似ている
顔や雰囲気が似てるとされるふたり。
鈴木直道さんと鈴木宗男さんの画像を並べてみると・・・

たしかに、目や口元が似てるように見えますね。
ただ、鈴木直道さんの出身地は埼玉県。一方鈴木宗男さんは北海道の出身です。
出身地も異なりますし、鈴木という同じ苗字も全国で2番目に多い苗字。
たまたま同じ苗字で尚且つお顔が似ているため、親子や親戚説が浮上したものと思われます。
鈴木直道の生い立ちや家族【まとめ】
北海道知事・鈴木直道さんの生い立ちや家族について紹介しました。
両親の離婚で母子家庭となった鈴木直道さん。金銭的に厳しい家庭環境だったため、高校時代はアルバイトで学費を稼いでいました。
高校卒業後は東京都の公務員として働きながら、夜は法政大学法律学部に通う日々。
ハードなスケジュールでありながらも、見事4年間で大学を卒業します。
とても苦労人といわれる鈴木直道知事。北海道民に寄り添た活動に期待しています。
